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主婦の目チェック 「子供に個室は必要か?」
私の注目記事 主婦に支持されているモノ・コト

トップページ > 主婦の目チェック 「子供に個室は必要か?」


<HOUSEKEEPING>
家事に関する話題を幅広く取り上げます。掃除や洗濯をスピードアップする製品や、住まいのアイデアなど。また節約テクを始め、家計費についても考えていきます。
最新コラム
 2003. 11. 25 
子供に個室は必要か?
〜子供部屋は与えるものか? 自分で作り出すものか?〜
  コメンテーター:hirorin
今回の注目記事
 ひきこもりや少年犯罪の多い昨今、家族のあり方を考える上で、個室の作り方、与え方は、親として、頭を悩ますところではないでしょうか?今回、子供部屋に関する興味深い記事を発見!子供部屋について考えてみました。
---------------------------- 日本経済新聞(5面) 2003.10.04
子どもの個室作り
家具で間仕切り リビングに階段
「距離感」縮める工夫を
子どもの個室をどう与えるべきか、家づくりを考えるうえで悩ましい問題だ。プライバシーをどこまで認めるかという家庭の子育て方針に重なるテーマでもある。(中略)

成長するにつれて、自分のプライバシーを保てるよういろいろ工夫し始めた。中学時代になると、ふすまの側に本棚などを移動。(中略)

個室より家族が共有できる空間を重視して、両親が子どもに目が届きやすくする家づくりは大手住宅メーカーのあいだでも広がりつつある。(中略)

では、すでに個室を子どもに与えている場合はどうすればいいのだろうか。「部屋」のあり方一つで子どもとのかかわり方は大きく変わってくる」(後略)

-------------------------------(ここまで日経記事)


いーこえモニタースタッフ(主婦)のコメント
子供に個室は必要か?
〜子供部屋は与えるものか? 自分で作り出すものか?〜
コメンテーター:hirorin
今回のテーマは、子どもの個室づくり。子どもの成長や引っ越しなどの時、子供部屋をどこにするか、レイアウトをどうするか。悩んだ末に出来上がった子供部屋。気がついたら、その部屋の主はどこ? いつ使うの? 我が家では、中一の息子が、まさにその状態。どうしたら、部屋で勉強してくれるだろうか? などなどいろいろ考えました。

そんな時、目を引いたのが「プライバシーは親が与えるものではない。子どもが自分で工夫しながら得るものだ」という、東京都で建築設計事務所の代表を務める吉田桂二さんの言葉。建築家として45年の経験と、二人の娘さんを育てられてきた経験によるものだそうだが、「なるほど!」と手を叩いてしまいました。

子どもが必要と思えば、子供達なりに工夫し、個室みたいな空間を演出するという。単に与えられた密閉された個室では感じられないが、これだと、親子が互いに「気配」を感じることができるといいます。子供達は、個室で独立したい気持ちと、まだ親に依存したいという気持ちとを合わせ持っているということでしょうか。 一気には親離れはできない。段階を踏んで親離れをしていくということなのかもしれません。

最近は、居間を吹き抜けにする住宅が増えているようですが、これも「気配」に一役かっているようです。ただ単に見栄えがいいだけではないのですね。

「家づくりは家族が空間を共有することが前提。子どもは両親に見守られて育つ」といいます。いつも見守っているという安心感があればこそ、多少の間違いを起こしてしまっても、すぐに、元に戻ってくることが可能なのでしょう。それが断ち切られてしまうと「糸の切れたタコ」状態になり、何をしていいか分からず、戻る場所も見つけられず、引きこもり、最悪、少年犯罪へと発展するのかもしれません。そう考えると、個室づくりというのは、本当に簡単なものではなく、ますます悩んでしまますね。

確かに、目の届くところにいれば、何をしているのか一目瞭然、親には安心です。住宅メーカーでも、「個室より、家族が共有する空間を重視して、両親が子どもに目を届きやすくする家づくり、会話を重視した家づくり」に取り組んでおり、リビングやダイニングを家の中央に配置し、階段もそこを通るようにして、外部から子供部屋まで直接に行くことを避けるような間取りを提案しているようです。そのことで、両親は子どもの存在を確認できるようになるといいます。

たとえば、「ミサワホーム」ではリビングルームを家の中央に配置する「センターリビング」という間取りの家(一坪48万円台から)。玄関付近にあった階段をリビングに設置。大和ハウス工業も自由設計でこうしたニーズに対応。パナホームはダイニングルームを家の真ん中に置く「センターダイニング」という、玄関から子供部屋への動線に配慮した間取りを販売。子どもとの会話を重視しています。

わたしがかつて、建築を学んだ頃、当時の先生に、「子供部屋に扉はいらない。扉で閉め切るから、悪いことをしたくなるんだ」と教わったことがあります。その時、リアルタイムの子どもとしては、「扉のない部屋なんかいやだ」と思ったものですが、いま、実際に子どもを持つ立場となると、先生の教えに、またこの記事の吉田代表にも共感できるものです。

もし扉があったとしても木戸をガラスや曇りがラスにするだけでも距離感はグンと縮まるといいます。これなら、既存の家でも、簡単に取り組むことができると思いませんか?

また、子育て世代にとっては、二、三年で家族を取り巻く環境ががらりと変わることもあります。家族の年齢や、構成変化に合わせて、増改築をしなくとも、柔軟にレイアウトを変更できる収納システムを上手に活用することでも、プライバシーは十分確保できるといえそうです。住宅メーカーやリフォーム会社に相談してみると、いい案が出てくるかもしれませんね。

子どもの年齢に似合った「空間」というものがあるのに、親は、一方的に与えようとしているのかも知れません。時期尚早なのかも知れないと思いました。

いずれにしても、親と子どもとの距離を共有空間によって、いかによう状態で縮めていくのかが、子どもを守る親として考えなければならないことだと思いました。この記事を書き終えたら、我が家の子供部屋ももう一度考え直さなきゃと考えていると、子どもはこの記事を読んだわけではないのですが、自ら、部屋の整理を始めました。やっと、空間を必要とし始めたのかもしれません。でもちょっと寂しい気もするのですが……。

〜子供の個室についてあなたのご意見を聞かせてください:info@e-koe.net

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