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主婦の目チェック 「食べてびっくり“骨なし魚”。あなたは賛成派 ? 反対派 ?」
私の注目記事 主婦に支持されているモノ・コト

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最新コラム
 Vol.1 2003. 6. 27 
食べてびっくり「骨なし魚」。あなたは賛成派 ? 反対派 ?
〜今、主婦や子どもに人気の手間なし魚とは〜
コメンテーター:amachan
今回の注目記事
今回は、子どものいる家庭や学校を中心に需要が高まっている、あらかじめすべての骨を抜き取った「骨なし魚」の記事を取り上げてみました。食べやすくて便利という声もある一方で「食文化を壊す」との懸念の声もささやかれる骨のない魚について考えてみました。
---------------------------- 日本経済新聞 2003.6.18 [夕刊・31面]
骨のない魚 子供歓迎 大人は困惑も
咽にささらず安心
「食文化壊す」と懸念の声
「お母さん、今日の魚には骨があるの?」「骨がないなら食べるよ」横浜市の主婦、木村和美さん(35)は、食卓に魚を並べるたび、七歳と十歳の子どもたちとこんな会話をするようになった。(中略)「子どもたち二人とも、魚があまり好きではなく、その原因の一つが骨だった。骨のない魚なら食べてくれると思って買った」と和美さん。(中略)

骨なし魚は、実は和美さんにとっても助かる。「下処理もいらず、内臓などのゴミも出ない。子どものためにわざわざ骨を取り除かなくてもいいから手間が省けて便利」とうち明ける。(中略)

骨のない魚は、加工工場で身を三枚におろし、一匹ずつ手作業で骨をすべて抜き出す作業を経てできあがり、冷凍で流通する。(中略)加工の手間はかかるが、価格は骨のついたままの冷凍の魚とあまり変わらない。(中略)

冷凍食品加工会社の大冷(東京・中央)は、一九八二年に病院や高齢施設向けとして発売したが、このところ、家庭や学校給食向けの需要も急増。(中略)

子どもたちは歓迎しているが、大人たちの反応はやや異なる。大冷の後藤健一常務は「日本の食文化を壊していると批判されることもあり複雑な心境」と打ち明ける。(後略)
-------------------------------------(ここまで日経記事)


いーこえモニタースタッフ(主婦)のコメント
食べてびっくり「骨なし魚」。あなたは賛成派 ? 反対派 ?
〜今、主婦や子どもに人気の手間なし魚とは〜
コメンテーター:amachan
「骨なし魚」の存在は、実はずいぶん前から病院や高齢施設向けにありました。ここ最近ブームになったのはなぜでしょうか。子どもが過度に大切にされているため、わざわざ咽にひっかかる骨はいらない。また、頭からしっぽまですべて食べられるからごみが出ないなど、現代社会を反映したキーワード、少子化や環境保全などが理由にあげられます。

魚というのは本来、新鮮=おいしいものとされていました。「新鮮」という文字が消費者の魚を選ぶポイントとなっていたはずです。確かに、魚の内臓を取り出す作業は面倒です。小さい子どもがいる家庭などでは、大変かもしれません。でも魚屋に頼めば下ろしてくれるわけだし、新鮮な魚を食べて本来のおいしさを再確認してもらいたいと思います。

記事の中に、子どもが骨のない魚を食べ続けたら、魚を上手に食べられずに人前で恥ずかしい思いをするかもしれないと心配する声がありました。魚に限らず、家庭内のしつけは大切です。魚は箸を上手に使って食べなければなりません。「骨のない魚」が注目される時点で、しつけというものが軽視されてきているような気がします。現在の家庭のあり方、今後の若者の将来が懸念されます。

私は、正直なところ、骨のある魚は苦手でした。しかし、自分が子どものころには「骨なし魚」の存在はなく、否が応にも普通の魚が食卓に並べられました。少し生臭くて骨に気をつけて食べるものが魚だと思っていました。現代の子どもたちは、本来の魚の形を知らないで育つかもしれません。

また、もうひとつひとつ気になるのは、「骨なし魚」の安全性です。消費者は、どのような過程で骨なしの魚が作られるのか知っておく必要があると思います。工場で身を三枚に下ろした後、一匹ずつ手作業で骨を抜き出す作業が行われます。その後、一匹の魚の形に戻して売られるものには、結着剤が使われています。一般的に使用される結着剤は、焼成カルシウム+クエン酸(フマル酸)+食品素材(動物性タンパク乾燥卵白、食塩、糖乳タンパク)を配合したものです。また生協など添加物にこだわるところは独自の方法を使用しています。
・ 例 パルシステム 天然素材の山芋70%+粉末水飴20%+食塩10%を配合

実は、私も「骨なし魚」を使っています。いまは、子どもがまだ小さいので、とても便利です。骨なし魚の存在を知らないときは、切り身の鮭を食べされるときでさえ、骨には注意をしていました。わざわざ骨のある魚を食べさせて、咽に骨をさす必要はないと考えています。そんな手間がかかるくらいなら、最初から安心な魚に頼りたいというのが本音です。

批判的な意見も述べましたが、私は「骨なし魚」はうまく付き合えば決して悪いものではないと思います。子どもが小さいうちは無理せず利用し、少し成長したらだんだんと骨あり魚の食べ方を教えようと考えています。それに、家庭内で親たちが骨あり魚を食べていれば、本来の魚の形をしらない子どもが増えることはないのではないでしょうか。それぞれの家庭で、子どもにとって一番よい環境を整えてあげることが親の役割だと思います。

〜皆さんの意見をお聞かせてください:info@e-koe.net

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