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安全安心にこだわった食材、健康づくりに役立つ食品などに関する新聞記事をピックアップし、日々の食卓にどう関わっているのかをチェックします。
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 2003. 6. 27
どうしてキンメダイとメカジキだけがだめなの?
〜不充分な情報に必要以上の不安が募る…〜
 
  コメンテーター:JUNTAN 
今回の注目記事
 「妊婦はキンメダイ、メカジキを頻繁に食べない方がいい」そんなニュースが、最近新聞・テレビ等で大きく取り上げられました。気になっている方も多いのではないでしょうか? 「何がどの程度危険なのか」また「他の魚は大丈夫なのか」など、はっきりとした情報が少なく、私たち消費者の間には不安な気持ちが残ったままです。そこで今回は、食の安全に関する情報開示の方法、報道のあり方、私たちの受け止め方について考えてみました。
------------------------------------- 日経流通新聞MJ 2003.6.7
魚の安全「注意」に戸惑う
厚労省が摂取制限喚起
産地 キンメ取引半減
小売り 告知POPや独自調査

「妊婦が頻繁に食べるのは控えた方がいい」−−キンメダイやメカジキなどの一部の魚に水銀が含まれるとして、摂取制限を呼びかけた厚生労働省の発表が波紋を広げている。キンメダイの主要水揚げ地である静岡県の下田などでは出荷が減少、消費者の不安を解消するために独自の安全性の検査に乗り出す小売業者もでてきた。(中略)

キンメダイの水揚げ量が日本一をほこる下田港(静岡県)。年間約2千5百トン(2002年度)と全国の3割のシェアを占める同港では5日の取引開始と同時に異変が起きた。キンメダイの取引価格(通常1キロ当たり800〜1000円)が平常より2〜5割下落し、取引量(普段は一日10パーセント以上)が半分以下に減少したのだ。(中略)

中央魚類の伊藤裕康社長は「厚労省としても表現に随分気を使ったようだが、キンメダイとメカジキという名前ばかりが必要以上に強調されてしまった印象だ。(中略)同社で食の安心・安全対策を統括する伊藤毅取締役は「一口にキンメダイといっても、国内生鮮品から輸入物など様々だ。今回の調査結果がどういう検体から出たのかなど、消費者にはやや不親切では」と、不満顔だ。(中略)

厚労省は都道府県の調査による三百種類の魚と欧米の調査を基に水銀濃度の高い魚を列挙。次に国内栄養調査による約4万人のデータを基に、一日あたりの平均摂取量を算出して水銀濃度と組み合わせ、妊婦に危険性のあるマッコウクジラ、サメなど七魚種を選んだという。このうち、メカジキとキンメダイについては一回の食事量を60グラムから80グラムとした上で、週二日以下にすることが望ましいとした。(後略)
---------------------------------(ここまで日経流通新聞MJ記事)


い〜こえスタッフ(主婦)のコメント
どうしてキンメダイとメカジキだけがだめなの?
〜不充分な情報に必要以上の不安が募る…〜
  コメンテーター:JUNTAN 
キンメダイやメカジキに微量の水銀が含まれ、その水銀が胎児に悪影響が及ぶ可能性があると、厚労省は注意喚起をおこないました。その対象を「妊婦だけ」としたものの、具体的な数値や事例などが詳しく述べられないので、なんとなく「不安」になり、なんとなく「買い控え」をしてしまいます。実際のところはどうなんでしょう? 私たち消費者はどのように対応をしていけばよいのでしょうか?

このような食品の安全に関わる情報は、お台所を預かる主婦としても大切な情報です。「今回の調査結果は発表してもらって良かった」、と思う一方、「ほかの魚は大丈夫なのか」「ちくわやかまぼこのような加工食品は」といった魚食品全般に対する不安が募ります。情報があまりにも偏っていて、わからないことが多いので厚生労働省のホームページの門をたたいてみました。

1.今回の情報は、水銀濃度が高いサメ、メカジキ、キンメダイ、クジラ類の一部(ツチクジラ、バンドウイルカ、コビレゴンドウ、マッコウクジラ)を中心に、妊婦等を対象とした摂食に関する注意事項について取りまとめられた。

2.すべての魚種について、妊娠等にあっても上記の魚種を除き、現段階では水銀による健康への悪影響が一般に懸念されるようなデータはない。

ということでした。つまり、ほかの魚については水銀の濃度が高いものはないということなので、一安心です。キンメダイやメカジキには摂取量に気を配り、その他はいつもどおりで大丈夫でしょう。このような正確な情報はメディアを通しても大きく流してほしいものです。

主婦はとりわけいそがしい。なのにこのような情報が流れるたびに一つ一つ確認しなければならないのです。それはメディアの情報がどこまで正しくて、どこまでが本当なのかがわからないからでしょう。また情報だけを知っても、私たちはどうしたらいいのかを教えてもらわないと困ってしまい、必要以上に不安になり、買い控えなどの行動に走ってしまうのです。

記事には、キンメダイ価格が下落し、出荷量も以前の半分以下になったとあります。消費者、生産者、双方のために、具体的な数値、なぜ危ないのかという理由、被害状況、摂取方法などを詳しく教えて欲しいものです。

狂牛病事件で肉離れになり(家計は助かったものの)今回のキンメダイ騒動で魚離れにはならないようにしていきたいものです。私たちは、情報を正しく知り、使っていかなければなりませんね。

〜皆さんはどう思いますか? 最近キンメダイやメカジキ買いました?
ご意見・ご感想はこちらへ:info@e-koe.net

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