子育てについて。
子育ていろいろ。親の価値観や育ちもダイレクトに反映しますよね。
私が最近、感じ、考えたことを2点紹介します。他の人たちはどういう考えか聞いてみたいけど、なかなか本音で聞けないなぁと思ってます。
まず、子供(幼児)の体力づくりについて。
便利な世の中、車も電車も自転車もあります。我が家は車を所有していないこともあって、お出かけは電車か自転車または徒歩が大半です。
専業主婦でも家にいるとなかなか忙しいもので、あっという間に時間が過ぎます。私は二人目の育児休業中に上の子(2歳)と下の子との過ごし方を試行錯誤して感じたことがあります。
日々の買い物も、二人を自転車に乗せて行けば、適度に早く済みますよね。でも、子供にとったら、自転車に座ってるだけ。
これは、子供にとって良いのかと疑問が湧くようになりました。
それで、下の子をベビーカーに乗せて、上の子の手をつないで歩いて行くことにしました。これだと、上の子は歩くという運動ができます。
最初は近くのスーパーだけ。
でも、だんだんと30分くらいかかるスーパーでも平気で歩くようになりました(往復だけで1時間かかる)。
通る道の雑草に注目したり、遠くなれば何かと真っすぐ目的地には着きません。その代り(?)、看板や草に興味を持ったり、体力もついてきたように思いました。
もちろん、夏の暑い日は水筒を持って買い物、生ものは買えない・・・なんてこともありましたが。
近所の人からも、「え゛―、あんな所まで歩くの?」と言われたり、託児所では「誰よりもしっかり、よく歩く」と言われました。
時間がかかることですが、こういうことも、子供を育てるには大事だなぁと思います。
教育って、時間のかかることだと思うのです。何かの教室に通わせることは、悪いことではないと思いますが、人に任せてるだけで、お金払う大人の満足感があるような気がします。大人の時間で動くばかりでは、妙にセカセカ、子供が考える時間が持てないような気がします。
公園で遊ぶのはもちろんですが、公園ばかりでなく、スーパーに行くことだって、十分遊びの一つになります。スーパーには、生の魚があるので見せてあげれるし、「何個あるかなぁ」と数を教えてあげることもできます。しかも、数を数える単位、1匹・1個などまで話ができます。
幼児教育花盛り、お金をかけて、子供に勉強を教え込むよりも、体を動かして、遊びと勉強が一緒だとのびのび出来て良いですね。
子供が少し大きくなって、自分から何かを習いに行きたいと言えるようになって初めてお稽古をしても遅くないように考えるようになりました。
本を読むことについて。
今は、ネットも普及して、調べ物もネットで検索すればすぐに答えが見つかります。私もネットするのが大好きな一人。情報交換などとても便利です。
が、本も決して侮れません。
主人も私も本が大好き、週末は図書館で本をどっさり借りてきます。もちろん、子供用の絵本も子供の好みで、同じような本ばかりですが。
調べ物も本ですると、別の所にも興味が行ったりして知識の幅が広がりますよ。
時間がない人も多いでしょう。でも、時間がないから、出来るだけ早く読むように意識すると、少しづつ読書のペースが速くなる気がします。
知識を広げること、それぞれの知識がつながること、脳の活性化が出来るでしょう。社会人になって、少しでも知識を広げることは、全然知識を広げていかない人と比べると、今は大した差がなくても、将来大きく違うと思います。話題も多くなるし、子供もしっかり親の姿を見ています。
我が家は、本を読むように言わなくても、一生懸命絵本を見てます(笑)。本人は何を考え、何を感じてるのか、上手に説明できないので全然分かりませんが・・・。
ただ、絵本や写真を見て、わかったことや知っていることを言いに来てくれます。時に、絵本を読んで・・・と頼みに来たり。面倒な時もありますが、自分から言ってくるので少しは相手したり。
是非、興味のある簡単な本でいいので、読書を始めてみませんか。自分のためになることだと思います。知る喜び、子供に色々言うよりは、読んでいる親の姿を見せる方が、説得力もありますよ。
子育てと自分の成長、時間のやりくりが大変だったり。
でも、自分の思考を「子ども」ばかりに向けすぎるとお互いがしんどいように感じます。自分自身が、ゆっくり、しっかり考える時間は大変貴重で大切なことだと思います。
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